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多胎児ママを支えたい!先輩ママのサポート講座修了証

街でたまーに見かけるふたごの赤ちゃん。

おそろいの服を着て、大きめのベビーカーに並んでスヤスヤと眠る姿は何とも言えないかわいさですよね。

見た目のかわいさとは裏腹に、ふたごや三つ子の赤ちゃんのお世話はとっても大変。

実は、ふたごや三つ子といった多胎児(たたいじ)の約7割は、発育が不十分であったりなど、

さまざまなことが原因で早産となり、出生時の体重が標準値に満たない「低出生体重児」として生まれることも多いんです。

未熟な状態で生まれた赤ちゃんは、生まれたあとNICU(新生児特定集中治療室)に長く入院しないといけなくなったり、退院してからも人工呼吸器などに頼って生活する「医療的ケア児」になる可能性が高いとされています。

 

気力も体力も回復しきっていない出産後のママが、そうした多胎児のお世話をする大変さは、想像するだけで気が遠くなります。

実際、精神的な余裕がなくなり、産後うつになるリスクも高まると言われています。

(参照元:厚生労働省 多胎育児家庭の虐待リスクと家庭訪問型支援の効果等に関する調査研究)

 

このことは私も今回、多胎児ママを支援されている一般社団法人「tatamama(タタママ)」の牛島智絵様からたたえーるにご依頼をいただき、初めて知ったことなんです。

 

牛島様自身も2021年に双子を出産されたとき、多胎児の育て方の情報がなかなか手に入らなかったり、活用できる行政の制度が足りていないと感じたそう。

ほかにも、同じ境遇のママが少なく、苦労を理解してもらうことや、悩みを相談し合うことができないため、社会的に孤立しているように感じたそうです。

 

そのときの経験から、自らが中心となり、多胎児ママを包括的にサポートする活動をスタート。

具体的には、LINEやInstagramを通して情報を共有したり、先輩ママに悩みを相談できる交流会などを開催されています。

ほかにも、出張託児サービスやベビーシッター事業者と連携し、育児を手助けしたり、プレパパママ教室を開いて、ママとパパが安心して子育てできる環境を整えたりなど、さまざまなサポート活動をされています。

 

多胎児ママにとって、生まれる前から「困ったときの相談窓口」があることは、きっととても心強いことでしょう。

自身も現在第一子を妊娠中なのですが、小さなことですぐに不安になってしまいます。

周りに経験者が少ないふたごや三つ子のママは、それ以上に不安で押しつぶされそうなはず。そんなママにとって、tatamamaさんの存在はとても大きいと思います。

 

今回ご依頼いただいた内容は、tatamamaさんと一緒に多胎児ママをサポートをする

「tatamamaピアサポーター」の養成講座を受講された方に贈る修了証。(あえて「終了証」という漢字を使われています。)

「ピアサポート」の「ピア」は、英語で「仲間」という意味だそう。

ピアサポーターは「同じような立場や境遇、経験などを共にする人同士の支え合いを行なう人のこと」だと牛島様は表現されています。

牛島様が妊娠中・育児中に経験された「社会からの孤立感」をなくす、とても重要な取り組みです。

 

養成講座は、一般社団法人日本多胎支援協会による指導のもと、育児を終えた多胎児ママ向けに開催されています。

1日かけて、多胎の妊娠出産育児の基礎知識や、相談に来た多胎児ママの話を聴く傾聴体験をしたり、今後ピアサポーターとして活動していく中で必要な知識を学べるそうです。

参加されるママさんは、きっと「自分の育児経験を活かしたい」といった想いや、「昔の自分と同じように孤独を感じているママを支えたい」という想いがあって、講座に参加されたのでしょうね。

 

今回ご依頼いただいた修了証は、そんな先輩ママの強い気持ちをたたえる、立派なものに仕上がっています。

 

用紙は、高級感と清潔感を備えた上品な「ミランダ」。

デザインも、ゴールドのフレームにやさしい色合いのリボンが巻かれた、女性らしいデザインです。

これを受け取ったママさんは、きっと胸を張って「ピアサポーター」として活躍されることでしょう。

 

たたえーるは感謝状以外にも、今回のように修了証としてのご利用も実は多いんです。

5種類の中からイメージにあった紙を選ぶ事ができ、デザインもさまざま。

字体も変更できるので、今回のようなやわらかい雰囲気の修了証も作成できます。

 

たたえーるは、今までの格式ばった賞状のイメージを払拭し、がんばっている女性に贈る感謝状を広めたい、という想いで始まったプロジェクト。

同じく、子育てをがんばるママを応援されている、tatamamaさんの活動に携われてうれしかったです。